エアペイ(AirPAY)を導入する際、各決済方法によって手数料がかかります。
そこで、エアペイは「ランニングコストはいくらかかるのか?」、「決済方法による手数料はいくらなのか?」気になりますよね。
- エアペイ決済手数料は3.24%(税込)。
- エアペイ QR決済手数料は1.08〜3.24%(税込)。
- 別途通信費やレシート用紙代など。

エアペイのランニングコストは、基本的に決済手数料だけです。
他にも、エアペイの決済による通信費や、お客様控えによるレシート用紙代などがかかります。
ですが、ランニングコスト的には、それほど大きな負担ではありません。
また、お客様控えはメールで発行もできるので、レシート用紙を使わない選択もできます。
なので、エアペイのランニングコストは、決済手数料がメインと考えておけば大丈夫ですね。
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エアペイ(AirPAY)で発生するランニングコストの種類


エアペイ(AirPAY)で発生するランニングコストの種類について解説していきましょう。
エアペイのランニングコストは、
- 決済手数料。
- インターネット通信費。
- レシート用紙代。
といったものがかかります。
レシート用紙代は、お客様控えを発行するプリンターを導入する場合に発生する費用です。
なので、お店にネット環境がある場合、ランニングコストは決済手数料だけということですね。
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エアペイ(AirPAY)の決済手数料によるランニングコスト
エアペイ(AirPAY)の決済手数料によるランニングコストについて解説していきましょう。
各種支払いによる決済手数料
エアペイの決済手数料について解説していきます。
エアペイ(Airペイ)の決済手数料


エアペイ(Airペイ)の決済手数料は、2.95〜3.24%となっています。
交通系電子マネーの決済手数料は2.95%ですが、別途消費税がかかるので、実際は3.24%となります。
決済方法 (クレジットカード・ 電子マネー) | 手数料 (税込) |
---|---|
Visa / Mastercard®・ American Express・ JCB・Diners Club・ Discover・iD・QUICPay・ UnionPay(銀聯) | 3.24% |



他社決済サービスと比較しても、エアペイの決済手数料は高くないです。
もちろん、決済方法によってはエアペイの方が高い場合もありますが、全体的にみるとほとんど変わりません。
決済方法 (交通系電子マネー) | 手数料 (税込) |
---|---|
Kitaca(R北海道)、 Suica(JR東日本)、 PASMO(関東私鉄、バス)、 TOICA(JR東海)、 manaca(名古屋地区私鉄)、 ICOCA(JR西日本)、 SUGOCA(JR九州)、 nimoca(西日本鉄道ほか)、 はやかけん(福岡市交通局) | 3.24% |
※小数点以下第2位まで表記
エアペイは、利用できる決済方法の種類が豊富なので、お客様のニーズにあった支払い方法を使っていただけるのも、特徴のひとつですね。
エアペイ(Airペイ)QRの決済手数料
エアペイ QR(Airペイ QR)の決済手数料は、1.08〜3.24%となっています。


決済方法 (QR決済) | 手数料 (税込) |
---|---|
COIN+ | 1.08% |
Alipay+、WeChat Pay、UnionPay(銀聯) | 3.24% |
d払い、PayPay、LINE Pay、au PAY、 楽天ペイ、J-Coin Pay、Smart Code | 3.24% |



d払いやPayPay、LINE Payなど、利用の多いQR決済にも対応しているのは嬉しいですよね。
また、これだけ多くのQR決済に対応しているのはエアペイだけなので、お客様も選択肢が豊富で嬉しいでしょう。
売上入金による振込手数料
エアペイは、売上による入金に対して、振込手数料は一切かかりません。



どの金融機関(ゆうちょ銀行・海外金融機関以外)でも、振込手数料無料なので、新たに口座開設の必要はありません。
ただ、金融機関によって入金サイクルが異なるので、なるべく早い入金が良ければ、みずほ銀行・三菱UFJ銀行・三井住友銀行、いずれかの口座がおすすめです。
みずほ銀行・三菱UFJ銀行・三井住友銀行であれば、入金サイクルが月6回あります。
上記以外の金融機関だったとしても、入金サイクルは月3回あるので、問題なく利用することができます。
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エアペイ(AirPAY)決済手数料でのランニングコスト算出方法


エアペイ(AirPAY)導入による決済手数料の計算方法について解説していきましょう。



ここでは、VisaとJCBのクレジットカードによる決済手数料を算出して解説していきます。
エアペイ決済方法による手数料(%)
エアペイは、Visa、JCBどちらも3.24%の決済手数料がかかります。
決済方法によっては、手数料(%)が異なるので、間違えないように注意しましょう。
エアペイの決済手数料を計算する方法
エアペイの決済手数料を計算する方法を解説していきます。
決済手数料を算出する計算式
エアペイの決済手数料は、
各決済方法の売上金額の合計 × 手数料率
という計算式で算出していきます。


計算式自体はとてもシンプルなので、簡単に決済手数料を算出できますね。
決済手数料算出による小数点以下の扱い方
決済手数料算出によって小数点以下がでた場合は、数字に関係なく切り捨てとなります。



例えば、決済手数料が「167.35円」だった場合、35の部分は切り捨てられ「167円」ということになります。
小数点以下の数字によって繰り上がることがないので、決済手数料は計算しやすくなっています。
エアペイ決済手数料計算のやり方
では、実際にエアペイの決済手数料を計算していきます。
例えば、エアペイによる売り上げが、
- Visa・・・35,400円
- JCB・・・22,300円
といった場合の決済手数料を計算しみます。
Visaクレジットカードの決済手数料算出方法
Visaのクレジットカードによる売上金額は「35,400円」、手数料(%)は「3.24%」です。
1,146.96 = 35,400 × 3.24
という計算式となります。



Visaクレジットカードの売上に対する手数料は、小数点以下切り捨てにより「1,146円」ということになります。
なので、振込入金額としては「34,254円(35,400 – 1,146)」ということですね。
JCBクレジットカードの決済手数料算出方法
JCBのクレジットカードによる売上金額は「22,300円」、手数料(%)は「3.24%」です。
722.52 = 22,300 × 3.24
という計算式となります。



Visaクレジットカードの売上に対する手数料は、小数点以下切り捨てにより「722円」ということになります。
なので、振込入金額としては「21,578円(22,300 – 722)」ということですね。
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エアペイ(AirPAY)に必要な機器に関するランニングコスト
エアペイ(AirPAY)利用による各端末機器のランニングコストを解説していきます。
カードリーダーのランニングコスト
カードリーダーのレンタルは無料ですし、月々の費用もかかりません。


最初に導入する時だけでなく、利用している期間でも費用は発生しないので、ランニングコストはかかりません。
iPhone、iPadのランニングコスト
iPhone、iPadを利用する際も、基本的にランニングコストはかかりません。
ただ、お店にインターネット環境がなく、iPhone(iPad)で通信する場合、別途通信料がかかってきます。
お店にインターネット環境を準備して、Wi-Fiを利用できるようにするのもひとつの方法です。



Wi-Fiが利用できるお店でなら、お客様も多く利用するでしょうし、新しい集客にもつながります。
契約など多少時間がかかるかもしれませんが、お店にとってより良い環境づくりをしていけますよね。
レシートプリンターのランニングコスト
エアペイによるお客様控えを印刷するプリンターが必要なお店もあるでしょう。
プリンターの初期費用は結構高いかもしれませんが、ランニングコストとしては印刷するための紙だけです。
レシートプリンターは、基本的に感熱式印刷が使われているので、インクの交換などが必要なく費用もかかりません。
感熱式印刷とは、熱によって発色する感熱紙に対し、熱せられた印字ヘッドで印刷することです。
なので、レシートプリンターのランニングコストは、感熱紙だけということです。
もし、レシート用紙代をおさえたい場合は、メールによる電子レシートの発行も可能です。
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まとめ(エアペイのランニングコストは決済手数料がメイン)
エアペイ(AirPAY)のランニングコストについて解説してきました。
- エアペイの決済手数料は3.24%(税込)。
- エアペイ QRの決済手数料は1.08〜3.24%(税込)。
- 決済によるインターネット通信費。
- レシート用紙代(電子レシートで代用可)。
エアペイのランニングコストは、決済手数料やインターネット通信費、レシート用紙代があります。
ただ、レシート用紙は、必ずしも紙のレシートの必要はなく、メールでの電子レシートでも問題ありません。
エアペイはインターネット通信は必須ですが、画像のやり取りなどはしないので、通信費はそれほど多くはかからないはずです。



エアペイのランニングコストは、決済手数料がメインということですね。
ですが、エアペイ導入により、キャッシュレス決済を利用したい人が多く利用する可能性があります。
また、キャッシュレス決済が利用できれば、リピートしてくれるお客様が増える可能性が高いです。
なので、この機会にエアペイを導入して、新しい集客や売上アップを目指しましょう!