出前館配達員(個人業務委託)登録の際、本人確認のために身分証明書を提出します。
そこで、出前館配達員(個人業務委託)が提出する「身分証はどういったものが認められているのか?」気になるところですよね。
- 運転免許証
- パスポート
- マイナンバーカード
- 住民基本台帳カード
- 小型船舶操縦免許証
- 学生証+健康保険証(高等学校の学生証は不可)
- 在留カード
出前館配達員(個人業務委託)の身分証は、公的機関が発行している「顔写真付き」のものであれば大丈夫です。
学生など運転免許証がない方は、学生証(顔写真付き)と健康保険証をセットにして提出すれば、出前館配達員(個人業務委託)に登録することができます。
提出できる身分証明書がない場合、市役所や区役所でマイナンバーカードを作成すれば大丈夫です。
また、原付免許なら1日で取得できますし、出前館配達員(個人業務委託)の配達にも役立ちます!
出前館配達員(個人業務委託)として配達すれば、免許証やパスポート発行にかかった費用は簡単に稼げるので、この機会に新しい働き方を始めてみましょう‼︎
出前館配達員(個人業務委託)の登録で使用できる身分証
出前館配達員(個人業務委託)登録で使用できる身分証明書について、詳しく解説していきましょう。
配達車両が自転車(シェア・レンタル)
出前館配達員(個人業務委託)が、自転車で配達する場合の身分証について解説します。
運転免許証
出前館配達員(個人業務委託)として自転車で配達する場合には、公的機関が発行している顔写真付きの運転免許証であれば使用することができます。
例えば、
- 原付免許
- 小型特殊免許
- 普通二輪
- 普通免許
というように、バイクや自動車などの免許証であれば、身分証として使用できます。
パスポート
パスポートは、公的機関が発行している顔写真付き身分証として認められています。
出張などで海外へ行く方は問題ないかもしれませんが、海外旅行など普段パスポートを使用しない方は、有効期限切れをチェックしておきましょう。
また、出前館配達員(個人業務委託)登録時に提出する身分証がないという方は、今後、海外旅行などに行くことも考えて発行しておくのも良いですよね。
マイナンバーカード
マイナンバーカードも身分証として使用することができます。
個人番号通知書は、あくまで住民ひとりひとりにマイナンバーを通知してお知らせする目的で発行されているものです。
なので、マイナンバーカードを身分証として使用する場合は、市役所や区役所が発行している顔写真付きのプラスチック製カードを作成する必要があります。
住民基本台帳カード
住民基本台帳カード(住基カード)は、お住まいの市区町村で交付が受けられる、セキュリティに優れた「ICカード」のことです。
ただ、住民基本台帳カードは、平成27年12月31日で新規交付や再発行などを終了しています。
新たな住民基本台帳カードのかわりとなっているのがマイナンバーカードです。
住民基本台帳カードでも出前館配達員(個人業務委託)の身分証として使えますが、住所変更などがあった場合はマイナンバーカードが必要になります。
配達車両が125cc以下のバイク
出前館配達員(個人業務委託)が125cc以下のバイクで配達する場合、
- 原付免許(50cc以下)
- 小型限定普通二輪免許(125cc以下)
それぞれの運転免許証が必要です。
50cc以下の原付免許であれば、たった1日で取得できるので、出前館配達員(個人業務委託)として配達範囲を広げるためにも取得しておくと役立つでしょう。
配達車両が125cc超または軽貨物
出前館配達員(個人業務委託)が125cc超のバイクで配達する場合、
- 普通二輪免許(400㏄以下)
- 大型二輪免許(排気量制限なし)
- 普通免許
というような、それぞれの運転免許証が必要です。
出前館配達員(個人業務委託)登録時の身分証で学生証使える?
出前館配達員(個人業務委託)に登録する際、学生証でも身分証として認められるのか解説していきましょう。
学生による出前館業務委託の登録条件
まず、出前館配達員(個人業務委託)は、登録できる条件として18歳未満の高校生は原則登録できないことになっています。
なので、18歳以上であれば学生でも、出前館配達員(個人業務委託)として登録ができるということです。
学生証に顔写真がないと使えない?
学生証は、顔写真付きであれば身分証として認められることが多いです。
ですが、顔写真がない学生証だと、本人確認ができませんので、身分証として使用することはできません。
学生証を身分証として使用する場合、他にもうひとつ公的機関が発行する身分証となるものが必要です。
学生証は健康保険証とセットで提出
出前館配達員(個人業務委託)登録で学生証を身分証として使う場合、
- 顔写真付きの学生証
- 健康保険証
の2つが必要になります。
高等学校の学生証は不可となっています。
顔写真付きでも、学生証だけで身分証として認められることはないので、健康保険証(被保険者証)とあわせて提出しましょう。
出前館配達員(個人業務委託)登録で外国籍の方の身分証
出前館配達員(個人業務委託)は、外国籍の方でも登録して配達することができます。
身分証として在留カードを提出
外国籍の方が、出前館配達員(個人業務委託)に登録する場合、身分証として在留カードがあれば問題ありません。
ただ、在留カードの就労制限有無によっては、登録できないことがあります。
在留カードの就労制限有無を確認
外国籍の方は、出前館配達員(個人業務委託)に応募する前に、必ず在留カードの就労制限有無を確認しておきましょう。
就労制限なしの場合
在留カードの就労制限有無に「就労制限なし」と記載があれば、特に何も気にする必要はありません。
就労制限がない場合、出前館配達員(個人業務委託)として、すぐにでも登録することができます。
一部就労制限ありの場合
在留カードの就労制限有無に「一部就労制限あり」と記載がある場合、特定された仕事しかできません。
一部就労制限ありの場合、
- 在留資格に基づく就労活動のみ可
- 指定書記載機関での在留資格に基づく就労活動のみ可
- 指定書により指定された就労活動のみ可
というような条件があります。
なので、出前館配達員(個人業務委託)として配達できるかどうかは、在留カードの在留資格の確認が必要になります。
就労不可の場合
原則就労が認められていないので、出前館配達員(個人業務委託)に登録ができません。
ただ、在留カードの裏面に「許可:原則28時間以内〜」というような記載がある場合は、記載されている内容で配達することができる場合があります。
出前館配達員(個人業務委託)登録で使える身分証がない場合
出前館配達員(個人業務委託)登録の際、使用できる身分証がない場合の対処法について解説していきましょう。
身分証発行に時間をかけたくない場合
費用項目 | 原付免許証取得 にかかる費用 | 取得にかかる 日数 |
---|---|---|
受講料 | 1,500円 | 1日 |
講習受講料 | 4,500円 | |
交付手数料 | 2,050円 | |
合計 | 8,050円 |
出前館配達員(個人業務委託)登録に必要な「身分証を1日でも早く取得したい!」という方は、1日で取得できる原付免許がおすすめです。
原付免許取得にかかる費用は「8,050円」ですし、出前館配達員(個人業務委託)として配達すればすぐに稼げます。
また、出前館配達員(個人業務委託)は、自転車と原付バイクというように、車両を複数登録しておけるので、日によって使い分けることができます!
出前館Driverアプリで車両を切り替えて配達できます。
なので、顔写真付きの身分証となるものがない場合は、原付免許を取得しておくと何かと役に立つでしょう。
身分証発行に時間をかけても良い場合
出前館配達員(個人業務委託)登録したいけど、それほど急いでいないという方は、マイナンバーカードやパスポートを発行するのも良いですよね。
マイナンバーカードの発行
マイナンバーカード(個人番号カード)は、初回のみ無料で発行することができます。
再発行には、800〜1,000円ほど料金がかかります。
マイナンバーカードの申請から発行まで「約1ヶ月」と多少時間がかかってしまいますが、無料で発行できるので、なるべく費用をかけたくない方にはおすすめですね!
パスポートの発行
パスポート 発行 | パスポート取得 にかかる費用 | ||
12歳未満 | 12歳以上 | 20歳以上 | |
手数料 | 2,000円 | ||
収入印紙 | 4,000円 | 9,000円 | 14,000円 |
合計 | 6,000円 | 11,000円 | 16,000円 |
パスポート発行にかかる費用が「16,000円」ほどかかってしまいますが、出前館業務委託として1〜2日間配達すれば、すぐに稼ぐことが可能です。
今後、海外旅行や出張などで海外に行く可能性を考えて、身分証としても使えるパスポートを発行しておくのもひとつの方法ですね!
まとめ(出前館配達員(個人業務委託)登録に使える身分証)
出前館配達員(個人業務委託)登録に使える身分証について解説してきました。
出前館配達員(個人業務委託)登録では、公的機関が発行している顔写真付きの身分証が必要です。
運転免許証、パスポート、マイナンバーカードといったものをお持ちであれば、すぐにでも出前館配達員(個人業務委託)に登録することができます。
また、顔写真付きの学生証の場合でも、健康保険証とセットで提出することで、本人確認できる身分証として使用することができます。
顔写真付きの身分証をお持ちでない場合は、無料で発行できるマイナンバーカードや、出前館配達員(個人業務委託)として配達する幅を広げることができる原付免許の取得がおすすめです。
身分証取得にかかる費用はすぐに稼げますので、この機会に出前館配達員(個人業務委託)に登録して配達してみましょう!