DiDi Food(ディディフード)配達パートナーは、業務委託による個人事業主として登録するので、仕組みとしてはUber Eats(ウーバーイーツ)配達パートナーと基本的に同じです。
ただ、Uber Eats 配達パートナーは、現金払いに対応するかどうかUber Driver アプリで自分で切り替えができますが、DiDi Food配達パートナーは現金払い対応が必須になっています。

DiDi Food配達パートナーは、注文者がどんな支払い方法でも関係なく、すべて対応する必要があるんです。
現金払いに対応すると、お釣りを用意したり、釣り銭を間違えないようにするなど、DiDi Food配達パートナーとしては業務が増えてしまいます。
ですが、DiDi Food配達パートナーとしての報酬が現金で手元に入ってきますし、30,000円未満であれば報酬以外の差額分を精算する必要がありません。
現金払い対応したくない人は多いですし、配達パートナーの人数も少ないので、DiDi Food配達パートナーに登録してガンガン稼いじゃいましょう!
DiDi Food配達パートナーが対応する支払い方法


DiDi Food(ディディフード)配達パートナーが対応する支払い方法について解説していきましょう。
対応する支払い方法の種類
DiDi Foodの支払い方法は、
- クレジットカード
- デビットカード
- 現金
- PayPay(ペイペイ)
2021年3月現在、現金払いを含めた4種類です。
クレジットカードやデビットカードは、「VISA」、「MasterCard(マスターカード)」、「JCB」、「AMEX(アメリカン・エキスプレス・カード)」のカードが使えるようになっています。
DiDi Food配達パートナーが対応する支払い方法は現金だけで、その他の支払い方法は、事前決済(支払い済み)なので関係ありません。
支払い時に現金を扱う場面
現金払いは、DiDi Foodの注文者が、配達パートナーから商品を受け取る時にだけ対応します。



DiDi Food配達パートナーがレストランで商品を受け取る際、商品代金を注文者の代わりにレストランに支払うことはありません。
あくまで、現金払いは、DiDi Food配達パートナーが注文者から現金(商品代金、手数料、サービス料を含む)を受け取る場面だけですので、それ以外で現金のやり取りをすることはありません。
DiDi Food配達パートナーが受け取った現金の扱い方


DiDi Food(ディディフード)配達パートナーが注文者から受け取った現金の扱い方について、詳しく解説していきましょう。
現金は報酬との相殺
DiDi Food注文者から受け取った現金は、一時的にDiDi Food配達パートナーのものになりますが、稼働して獲得するはずの報酬から相殺される仕組みになっています。



例えば、DiDi Food配達パートナーとしての報酬が3,000円で、現金払いで受け取った現金が1,500円だったとしましょう。
受け取った現金より報酬の方が多い場合、DiDi Food配達パートナーの銀行口座に振り込まれる金額は、相殺されて残った1,500円ということになります。
報酬より受取現金が多い場合は精算
DiDi Food配達パートナーの報酬が、DiDi Food注文者から受け取った現金よりも少なかった場合、逆にDiDi Foodへ精算しなければいけません。



例えば、DiDi Food配達パートナーとしての報酬が2,000円で、現金払いで受け取った現金が3,500円だったとしましょう。
報酬よりも受け取った現金が多い場合、DiDi Food配達パートナーは1,500円分多く所持していることになるので、差額分をDiDi Foodの指定口座に振り込む必要があります。
現金精算のタイミング
DiDi Foodへ現金差額分を精算するタイミングは、報酬と受取現金の差額が約30,000円前後になった時です。
DiDi Food配達パートナーは、現金払い対応が必須のなので、毎日のように差額分をDiDi Foodの指定口座に振り込む作業は大変ですし、かなり面倒くさいですよね。
報酬と受取現金の差額は、DiDi Food配達パートナーが現金払いの配達依頼を受けるたびに、毎回発生するようなものです。
なので、差額が30,000円に達するくらいまでは、あまり気にする必要はありません。
現金精算時の振込手数料
DiDi Food配達パートナーは、DiDi Foodに対して差額分を精算する際、指定の銀行口座へ振り込むことになります。



ですが、振込手数料はDiDi Foodが負担してくれるのでかかりません。
現金の差額を精算するタイミングは「約30,000円」となっていますが、振込手数料はかからないので、少ない金額(10,000〜20,000円)でも精算しても大丈夫です。
ただ、DiDi Food配達パートナーとして稼働を続けていれば、現金以外の配達依頼も受けることになるので、差額分が少なくなっていきますし、いずれ報酬の方が上回ることもあります。
なので、報酬と現金の差額が数千円程度であれば、あえて精算せずにDiDi Food配達パートナーとしてガンガン稼働してみるのがおすすめです。
逆に、DiDi Food配達パートナーとして稼働すればするほど、現金払いの配達依頼ばかりで差額が増えるばかりという場合もあるので、どうしても差額が大きくなった場合に精算するようにしましょう。
DiDi Food から請求される差額
報酬と受取現金の差額が30,000円以上になっているにも関わらず、しばらく精算しないと、DiDi Foodから配達パートナーに対して、差額分を振り込むように請求されてしまいます。



DiDi Foodから現金との差額分を請求された場合、速やかに指定口座へ振り込んで精算すれば問題ありません。
ですが、DiDi Foodからの請求があるにも関わらず、通知を無視して稼働を続けているとアカウントを停止されてしまう可能性があるので注意が必要です。
DiDi Food配達パートナーが現金払い対応する際の注意点


DiDi Food(ディディフード)配達パートナーが現金払い対応する時の注意点について、詳しく解説していきましょう。
現金払いのお釣りを用意する
DiDi Foodは、現金払いで料理を注文する場合の上限が「6,000円」となっています。
例えば、注文金額が1,150円だった場合、DiDi Food注文者は10,000円札で支払うことこともあれば、端数だけピッタリさせて10,150円で支払うこともあります。
どんな支払い方にも対応できるように、
- 5,000円札・・・1枚
- 1,000円札・・・10枚
- 500円玉 ・・・2枚
- 100円玉 ・・・15枚
- 50円玉 ・・・6枚
- 10円玉 ・・・20枚
- 5円玉 ・・・5枚
- 1円玉 ・・・10枚
というように、それぞれの紙幣、硬貨を用意しておくと安心ですね。
報酬より受取現金が多いと振り込まれない
DiDi Food配達パートナーとして稼いだ報酬よりも、現金払いの配達依頼で受け取った現金の方が多い場合は、配達パートナーの口座には報酬は振り込まれません。
受け取った現金の扱い方を理解していないと、一生懸命稼いだ報酬が振り込まれないというクレームをつけてしまう可能性もありえます。
なので、受け取った現金と報酬の差額を確認し、間違えないように注意しましょう。
現金と報酬の差額には上限がある
DiDi Food配達パートナーは、現金払いで受け取った現金と稼働して得られる報酬との差額が40,000円以上になると、アカウントが停止されてしまいます。
報酬と受け取った現金の差額が30,000円以上の状態が続くと、DiDi Foodから差額分を精算するように請求の通知が届きます。



なので、アカウントが停止される事態までになることはないでしょう。
ただ、DiDi Foodからの請求通知に気づかなかったり、放置してそのまま稼働し続けるとアカウントを停止され、稼働できなくなってしまうので、報酬と受け取った現金の差額はこまめにチェックしておくと安心ですね。
まとめ(DiDi Food配達パートナーが対応する支払い方法)
DiDi Food(ディディフード)配達パートナーが対応する支払い方法について解説してきました。
DiDi Food配達パートナーは、クレジットカードやキャッシュレス決済といった事前決済だけでなく、現金払いの対応が必須となっています。
現金払いに対応するために、DiDi Food配達パートナーとして稼働するときは、必ずお釣りを用意しなければいけません。
報酬と現金との差額は30,000円以上にならなければ精算する必要はありません。
DiDi Food配達パートナーとして稼働して得た報酬が、そのまま現金で手元に入ってくるので、すぐにお金が欲しい人には嬉しい仕組みですよね。
その分、お釣りを用意したり、釣り銭を間違えないように計算したりと、DiDi Food配達パートナーとしては業務が多くなってしまいます。
ですが、逆に考えると、現金払い対応が必須でDiDi Food配達パートナー登録を諦めている人もいる中で、DiDi Food配達パートナーに登録して稼働すれば、配達依頼はたくさんありますし稼げるということです。
DiDi Foodはどんどんエリアを拡大していますし、稼働されている人もあまり多くないので、DiDi Food配達パートナーに登録してガンガン稼いじゃいましょう!