Uber Eats(ウーバーイーツ)配達パートナーとして稼働するのに、自転車で配達される方が多くなっています。
自転車で稼働する場合に気になるポイントのひとつが「ヘルメットの着用」です。
Uber Eats 配達パートナーとして稼働している時に、万が一、交通事故にあうことも考えられるので、たとえ自転車だとしても、常にヘルメットを着用しておくと安心ですね。
また、Uber Eats 配達パートナー向けサポートプログラムでも、事故にあったときにヘルメットを着用していたかどうかで補償額が変わってくるので、身を守るためにもヘルメットを着用して稼働しましょう!
Uber Eats 配達パートナーのヘルメット着用は義務なのか?
まず、前提として、Uber Eats(ウーバーイーツ)配達パートナーは、自転車で配達するとしても「ヘルメットは着用すべき」ということに間違いありません。

法律上、自転車を運転するのにヘルメットを被らないといけない義務はありません。
13歳未満の幼児および児童に対して、ヘルメットの着用努力義務が道路交通法で施されました。
なので、13歳未満の幼児および児童がいる保護者の方は、お子さんが自転車に乗る時は、ヘルメットを被るように努める義務があるということです。
このように、Uber Eats 配達パートナーがヘルメットを着用しないで配達しても、法律上では警察に捕まるようなことはありません。
ただ、ヘルメットを着用しないで事故にあうことを考えると、Uber Eats 配達パートナーとして稼働する際は、ヘルメット着用しておくと安心ですね。
Uber Eats 配達パートナーはヘルメットを着用すべき理由
Uber Eats(ウーバーイーツ)配達パートナーがヘルメットを着用すべき理由について解説していきましょう。
ヘルメットを着用するのは、
ヘルメット着用理由
- 事故による怪我予防
- 自転車保険による補償
といったことが理由としてあります。
事故による怪我予防
Uber Eats 配達パートナーは、レストランに料理を受け取りに行く時も、Uber Eats の注文者へ配達する時も、待たせる時間ができないよう急いで走行する方が多いですよね。
もちろん、そういった心構えは、Uber Eats 配達パートナーとして重要なことですが、急ぐことで事故にあう確率が少なからず高くなっています。
Uber Eats 配達パートナーとして、スピーディーに業務を行うことも大切ですが、配達による事故を想定して危険から身を守ることも大切です。
最悪の場合、死亡事故につながる可能性もあるので、Uber Eats 配達パートナーとして自転車で稼働する場合でも、万が一に備えてヘルメットを着用して稼働しましょう。
自転車保険による補償
自転車を運転するのに「自転車保険」を義務化している自治体が多くなっています。
また、au損保のように、自転車保険によっては「ヘルメット着用中補償」という特約もありますので、ヘルメットを着用していないと補償を受けられないというケースも出てくるかもしれません。
何より、ヘルメットを着用している場合には、頭部損傷による死亡割合が約1/4になるというデータもあるので、事故に備えてヘルメットの着用を習慣づけるよう心がけましょう。
配達パートナー向けサポートプログラムのヘルメット着用
Uber Eats(ウーバーイーツ)配達パートナーは、配達中の対人・対物賠償責任保険および、配達パートナーへの傷害が補償される「配達パートナー向けサポートプログラム」に加入できます。
配達パートナーサポートプログラムには、ヘルメット着用による補償内容も含まれているので、稼働する前に確認しておくと安心ですね。
配達パートナー向けサポートプログラムとは
配達パートナー向けサポートプログラムとは「Uber(ウーバー)」と「三井住友海上火災保険」の包括連携協定に基づき提供されるプログラムです。
この配達パートナー向けサポートプログラムへの加入は、特別な手続きの必要がなく、Uber Eats 配達パートナーに登録が完了すると同時に適応される仕組みになっています。
配達パートナー向けサポートプログラム補償内容
配達パートナー向けサポートプログラムは、Uber Eats 配達パートナーが配達中に事故にあって入院した場合、一時金が支払われます。
入院一時金は、配達中にヘルメットを着用していたかどうかで金額が違います。
ヘルメットによる補償内容
入院一時金
- ヘルメットを装着している事故であれば20,000円。
- ヘルメットを非装着である場合は5,000円。
ヘルメットを着用していたかどうかで、入院一時金で支払われる金額がこれだけ違ってくるので、配達中は必ずヘルメットを着用する必要がありますね。
ただ、Uber Eats 配達パートナーが事故にあった際、ヘルメットを着用していたことを証明しなければいけません。
なので、ヘルメットもただ被るのではなく、あごひもでしっかり頭にフィットするように被るようにしましょう。
補償が適用されるヘルメット
Uber Eats 配達パートナーとして、自転車で配達するのであれば、自転車専用のヘルメットを着用するのがおすすめです。
具体的には、国内安全基準(「SGマーク」「JCF(日本自転車競技連盟)公認/推奨マーク」等)に合格をしているヘルメットを正しくかぶる事が推奨されています。
Uber Eats 配達パートナーのおすすめヘルメット(SG規格)
Uber Eats(ウーバーイーツ)は、2020年8月にUber Eats Proという配達パートナー向け特典プログラムを開始しました。
配達するたびにポイントが付与される仕組みで、ポイント数によって特典を受けることができます。
Uber Eats 配達パートナーに登録したばかりだとポイントはありませんが、最初からLumosのヘルメットが10%オフで購入できるようになっています。
Lumosのヘルメットは値段が高いですが、Lumos Matrix(マトリックス)はUber が推奨しているSG規格(SGマーク)を取得しているので、安心して配達業務を行うことができますね。
まとめ(Uber Eats の自転車配達でヘルメットを被るのか)
Uber Eats(ウーバーイーツ)配達パートナーとして自転車で稼働するのに、ヘルメットを着用すべきかどうかについて解説してきました。
法律(道路交通法)上、自転車によるヘルメット着用の義務はありません。
自転車を運転中にヘルメットを被っていなかったとしても、警察に捕まることもありません。
ですが、Uber Eats 配達パートナーとして稼働する場合、注文者により早く料理を提供する必要があるので、自転車の走行スピードも通常より速くなってしまうでしょう。
なので、必然的に事故にあう確率も上がっているので、たとえ自転車による配達だとしてもヘルメットを着用しておくべきです。
また、配達パートナー向けサポートプログラムによる入院一時金は、ヘルメット着用の有無によって支払われる金額が違ってくるので、自分の身を守る意味でもヘルメットを着用して稼働しましょう。