Uber Eats(ウーバーイーツ)は、配達パートナーに配達業務を委託してレストランが注文を受注できるフードデリバリーサービスです。
注文を受注するシステムは、タブレットとネット接続できる環境があれば、レストラン用アプリをインストールして使うことができます。
そこで、Uber Eats レストランパートナー(加盟店)として使うタブレットは「自分で用意しなければいけないのか?」、「Uber Eats でレンタルできるのか?」気になるところですよね。
この記事でわかること
- タブレットはレンタルできる。
- レンタル料は22,500円(15週分割払い)。
- 4G(LTE)モデルは通信料が250円(週ごと)。
- タブレット購入時に必要なスペック。

もちろん、使用するタブレットをお持ちでインターネットに接続できる環境があれば、レンタルの必要もありませんし、費用もかかりません。
ただ、レストランとして「タブレット」も「ネット環境」もないのであれば、Uber Eats からインターネット接続できるタブレットをレンタルするのがおすすめです。
レストランにWi-Fi環境を導入する必要もありませんし、レンタル料はUber Eats の売上から差し引かれるので、ご自身で用意するよりスムーズにUber Eats に出店することができますね!
Uber Eats レストランのタブレットを準備する方法
Uber Eats(ウーバーイーツ)レストランパートナー(加盟店)で使うタブレットを用意する方法は2つあります。
レストランパートナー側で用意する
Uber Eats レストランパートナーが、注文を受注するためのタブレットをご自身で用意する方法です。
レストランにWi-Fi環境があれば、タブレットを自分で購入してUber Eats レストラン用アプリをインストールすれば、タブレットに関する料金は発生しません。
タブレットはiPad(iOS端末)でもAndroid端末でも、どちらでもUber Eats レストランパートナー用として使えるので、好みの機種を用意すれば大丈夫です。
Uber Eats からレンタルする
Uber Eats レストランパートナーとして登録すると、専用のタブレットをレンタルすることができます。

Uber Eats からレンタルするタブレットには、レストラン用アプリがインストールされているので、レストランパートナーとしての準備ができていればすぐに注文を受けることができますね。
Uber Eats レストランのタブレットでレンタルできる端末
Uber Eats(ウーバーイーツ)レストランパートナー(加盟店)としてレンタルできるタブレット端末について解説していきましょう。
レンタルタブレットはAndroid端末
Uber Eats からレンタルできるタブレットは「Android端末」です。
以前は、iPad(iOS端末)もレンタルできていたようですが、現在はほとんどのタブレットがAndroid端末となっています。
Uber Eats レストラン用アプリは、iOS版とAndroid版どちらも提供されていますし、画面や操作方法も同じになっているので、タブレット端末がiPadでもAndroidでも問題はありません。
レンタルタブレットはSIM付きモデル
Uber Eats からレンタルできるタブレットは、タブレットにSIMカードが入っているタイプの端末です。
ポイント
SIMカードのSIMは「Subscriber Identity Module」の略で、SIMカードの中には契約者情報などが入っています。
レンタルタブレットには、Uber Eats によって契約されたSIMカードが入っているため、電源を入れるだけでインターネット接続できるようになっています。
スマートフォンのように、4G・5Gによるインターネット接続ができるようになっているので、レストランにインターネット接続環境がなくても問題ありません。
タブレットメーカーはLenovoが多い
Uber Eats レストランパートナーのレンタル用タブレットとして届くのは、Lenovo(レノボ)の端末が多くなっています。
レンタル用タブレットの中には、他のメーカーによるものもあるかもしれませんが、基本的にはLenovo製のタブレットを使うことになるでしょう。

もし、レストランにインターネット接続できるWi-Fi環境があれば、Lenovo製タブレットを購入しても良いかもしれませんね。
Uber Eats レストランのタブレットをレンタルする時の費用
Uber Eats(ウーバーイーツ)レストランパートナー(加盟店)のタブレットをレンタルする時の費用について解説していきましょう。
タブレットレンタルによる初期費用
Uber Eats でタブレットをレンタルする時の初期費用はありません。
タブレットのレンタル料は、Uber Eats による売上から差し引かれる仕組みです。
ただ、Uber Eats レストランパートナーとして出店し始めたばかりだと、売上がほとんどないことも考えられますよね。
Uber Eats による売上がない、もしくは少なくて費用を支払えない場合は、タブレットレンタルによる費用は差し引かれないので安心して利用することができます。
タブレットレンタルによる月額料金
Uber Eats によるタブレットレンタルによる費用は「端末レンタル代22,500円(15週分割)」と「通信量(週ごと)」となっています。

レストラン側でタブレットやネット環境を整える場合、契約して開通するまでの手続きなどに手間がかかりますし、場合によっては料金も高くなってしまう可能性があります。
なので、レストランでタブレットとネット環境を導入するよりも、Uber Eats で4G(LTE)がつながるタブレットをレンタルするのがおすすめですね。
Uber Eats レストランのタブレットに必要なスペック・仕様
Uber Eats(ウーバーイーツ)レストランパートナー(加盟店)としてタブレットを自分で用意する場合、どんなスペック・仕様の端末が必要なのか解説していきましょう。
iPad(iOS端末)に必要なスペック
Uber Eats レストランパートナー用タブレットとしてiPadを使う場合、iOS版「Uber Eats Orders」アプリをインストールして使えるスペックが必要です。

Uber Eats Orders 対応iPad
- iPadは第5世代以降の端末。
- iPad mini 2世代以降の端末。
- iPad Air全機種対応。
- iPad Pro全機種対応。
上記に記載してあるiPadは、どれもiPadOS10.0以降なので、Uber Eats Orders アプリをインストールして使うことができます。
ただ、機種によってはAppleによるサポートが終了している場合があるので、長く使うようであればサポート対応している新しめのiPadを用意するのがおすすめですね。
Android端末に必要なスペック
Uber Eats レストランパートナー用タブレットとしてAndroid端末を使う場合、Android版「Uber Eats -レストラン用」アプリをインストールして使えるスペックが必要です。
レストラン用アプリ対応のAndroidスペック
Android端末のタブレットは、色々なメーカーが販売しているので、それぞれのタブレットによるスペックや仕様を確認する必要があります。

Android端末を使うのであれば、Uber Eats からレンタルできるタブレットとして多いメーカーである「Lenovo(レノボ)」製のものがおすすめです。
また、Uber Eats レストランパートナーで「Lenovo TAB M8(HD)」という機種が届いたという方がいらっしゃるので、同じくらいのスペック・仕様を基準として選ぶのも良いですね。
レストラン用アプリ対応Androidダブレットの種類
Uber Eats レストラン用アプリに対応しているAndroidタブレットは、Lenovo製以外のメーカーでも対応しています。
Androidタブレットのメーカー
- LAVIE(NEC製)
- シャオミ(Xiaomi)
- HUAWEI(ファーウェイ)
- ティーシーエル(TCL)
Androidタブレットは、上記のようなメーカーも販売しているので、Android6.0以降のバージョンであれば、Uber Eats レストラン用の端末として使うことができます。
ただ、それぞれのメーカーによって端末の仕様は違いますから、Uber Eats からのレンタルタブレットに多いLenovo製の端末を用意するのが安心ですね。
Uber Eats レストランのタブレットとして使えない端末
Androidタブレット端末の中には、AndroidのようなOSが搭載されたタブレットがあります。
ここに注意
- Kindle(Fire OS)
- HUAWEI(Harmony OS)

AmazonのKindleタブレットのように、Android OSをベースとして作られた「Fire OS」のように、Android OSではないタブレットもあるんです。
また、HUAWEIは、Androidタブレットだけでなく、HUAWEI独自の「Harmony OS」を搭載したタブレットを発売しています。
なので、Lenovo製以外のメーカーによるタブレットを用意する場合は、スペック・仕様をしっかりと確認してから購入するようにしましょう。
まとめ(Uber Eats レストランのタブレットはレンタルできる)
Uber Eats(ウーバーイーツ)レストランパートナー(加盟店)によるタブレットは、レストラン側で用意しなくてもレンタルすることができます。
レンタルできるタブレットはAndroidタブレットで、インターネット通信できるSIMカードが入っているので、電源を入れればすぐに使えるようになっています。
もし、レストランにタブレットもWi-Fiなどネット接続できる環境もなければ、Uber Eats からタブレットをレンタルするのがおすすめです。
タブレットレンタルにかかる費用は、Uber Eats による売り上げから差し引かれる仕組みなので、レストランとしての初期費用をかけなくて済みますよね。
また、Uber Eats による売り上げがなければ、その月にレンタル料が差し引かれることはないので、安心して使い続けることができる仕組みです。
なので、レストランにタブレットとネット環境がなくても大丈夫なので、Uber Eats のレストランパートナーとして登録して売り上げアップさせましょう!